保管期間を過ぎた調査用血液(保管検体)の研究開発等での有効利用について

はじめに(平成17年度に献血した方へ)

日本赤十字社では、輸血副作用・感染症などの調査のために献血していただいた血液の一部を11年間冷凍保管しています。保管期間を過ぎたものは廃棄しておりましたが、それらを研究に使用することで、①血液製剤の有効性・安全性の向上及び検査法の向上のほかに、②病気の診断・治療法の開発が促進され国民の健康状態の改善などに役立つ可能性があります。
そのため、平成17年度に採血された保管検体を研究に使用することへのご理解をお願いしています。

対象となる研究について

①血液製剤の有効性・安全性の向上及び検査法の向上を目的とした研究のほかに、②病気の診断・治療や国民の健康状態の改善(広く国民の公衆衛生の向上)を目的として行われる研究で、かつ保管検体を使用しないと実施が難しい研究が対象です。さらに外部の研究機関などから厚生労働省や国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の公募により申請され、厚生労働省の委員会で承認された研究に限られます。これらの研究のために保管検体が外部研究機関などへ提供される際は、氏名や住所などの情報は切り離し、個人が特定できないようにします。
②の研究は、①に比べて広範囲で多岐に亘るため、その対象となる研究課題を後に記載しました。なお、研究の内容により遺伝子を解析することがあります。

あなたの利益・不利益について

研究に使用する保管検体は、上記のように、氏名や住所など個人を特定できる情報と切り離して使用するため、あなたに不利益はありません。また、個人的に受ける利益もありません。

研究使用の拒否について

保管検体を研究に使用することは、あなたの自由意思に基づきます。研究使用を拒否したからといってあなたの不利益になることはありません。
保管検体が研究に使用される前であれば研究使用の拒否ができます。ただし、すでに廃棄又は調査や研究に使用されている場合があります。

保管検体の研究使用を希望しない場合は、下枠内をご参照いただき、ご連絡をお願いします。

【対象となる血液】

平成17年4月1日から平成18年3月31日までに採血された保管検体。

【連絡に必要な情報】

研究使用を拒否するためには、あなたの献血者コード生年月日の両方が必要となります。

※献血者コードについては、献血カードにてご確認ください。

 氏名の上部にある、「○○-○○○○○○○○」の合計10桁の数字になります。

【連絡方法】

電子メールでのご連絡をお願いいたします。

標題は、「保管検体の研究使用についての連絡」とご明記ください。

本文には、あなたの献血者コード生年月日(西暦から)のみをご記入ください。

【連絡先メールアドレス】

hokankentai@jrc.or.jp

※このアドレスは、保管検体の研究使用を拒否するための連絡専用です。

 なお、確認のため、本アドレスからご連絡を差し上げる場合があります。

保管検体を使用する研究課題

研究課題一覧

受付番号 研究課題名 研究内容
28J1066 分子標的薬による皮膚障害の調査 説明文へ(PDF:137KB)
28J1067 日本人一般集団におけるアレルゲン特異的IgE/IgG抗体保有状況の検討 -日本赤十字社保管検体利用研究- 説明文へ(PDF:97KB)
28J1068 薬物性肝障害の患者側発症リスクを評価するバイオマーカーの探索 説明文へ(PDF:127KB)
28J1069 抗がん剤の副作用の性差に関連する血液検体解析から得られる因子の検討 説明文へ(PDF:126KB)