新型コロナウイルス感染症に対する安全対策へのご協力のお願い
献血にご協力いただくみなさまへ
現在、世界各国で新型コロナウイルスによる感染症が発生しております。
日本赤十字社は輸血による感染被害を防止するため、従前より、海外帰国(入国)後4週間経過していない方には献血をご遠慮いただいております。
2020(令和2)年4月30日からは、更なる安全対策として、以下のとおり献血制限を実施することとしましたので、みなさまのご理解とご協力をお願いいたします。
1 安全対策の実施内容
新型コロナウイルスの体内での潜伏期間を考慮し、以下のいずれかの条件に該当する方は、献血をご遠慮いただくようお願いいたします。
(1)海外から帰国(入国)後、「4週間以内」の方
(2)発熱及び咳・呼吸困難などの急性の呼吸器症状を含めた新型コロナウイルス感染症を疑う症状(※1)のある方
(3)新型コロナウイルス感染症(または感染疑い)と診断された方と4週間以内に濃厚な接触があった方(※2)
(4)新型コロナウイルス感染症(または感染疑い)と診断された方
(5)味覚・嗅覚の違和感を自覚する方
※1 発熱、咳、呼吸困難、全身倦怠感、咽頭痛、鼻汁・鼻閉、頭痛、関節・筋肉痛、下痢、嘔気・嘔吐など
※2「濃厚な接触があった方」とは、次の範囲に該当する方です。
・患者(確定例)と同居あるいは長時間の接触(車内、航空機内等を含む)があった方
・適切な感染防護無しに患者(確定例)を診察、看護若しくは介護していた方
・患者(確定例)の気道分泌液若しくは体液等の汚染物質に直接触れた可能性が高い方
・手で触れることの出来る距離(目安として1メートル)で、必要な感染予防策なしで、「患者(確定例)」と15分以上の接触があった方
(国立感染症研究所 新型コロナウイルス感染症患者に対する積極的疫学調査実施要領参照)
また、以下に当てはまる場合は、献血日、氏名、生年月日を、できるだけ早く血液センターまでご連絡いただけますようお願いしています。
・献血後4週間以内に、「新型コロナウイルス感染症」または「新型コロナウイルス感染症の疑い」と医療機関で診断された。
・献血後4週間以内に、発熱及び咳・呼吸困難などの急性の呼吸器症状を含めた新型コロナウイルス感染症を疑う症状(発熱、咳、呼吸困難、全身倦怠感、咽頭痛、鼻汁・鼻閉、頭痛、関節・筋肉痛、下痢、嘔気・嘔吐など)があった。
・献血後に、保健所から新型コロナウイルス感染症の積極的疫学調査の対象(濃厚接触者)であると連絡があり、健康観察期間中に献血日が含まれていた。
2 その他
今後、新型コロナウイルス感染症の発生状況により、安全対策の内容を変更する場合があります。
◎参考情報リンク
・厚生労働省ホームページ「新型コロナウイルス感染症について」
・国立感染症研究所ホームページ「コロナウイルスに関する解説及び中国湖北省武漢市等で報告されている新型コロナウイルス関連肺炎に関連する情報」
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