A、B、Oがなくなった!?

何かが足りない・・・

 突然ですが、クイズです。以下の写真をご覧ください。何が足りないかわかりますか?
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※1 オーストラリア政府観光局ポスター(Tourism Australia)

A、B、Oがなくなった!?

そう、広告からA、B、Oが消えているんです!

こちらは、6月14日の世界献血者デーに合わせて、世界中のあちこちで開催されている、「Missing Type(ミッシング・タイプ)キャンペーン」です(Alliance of Blood Operators (ABO)主催)。

このキャンペーンでは、人の名前や組織の名前から、理由や説明もなしに、突然AとBとOの文字が取り除かれます。それを見た方々に、「もしも(A型、O型、B型、AB型の血液型を持つ)献血者がいなくなったら・・・」ということを連想していただき、献血の必要性を伝えるという世界的なキャンペーンです。平成27年には、コカ・コーラ社やマイクロソフト社をはじめとする多くの企業が参加しました。

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オーストラリアのキャンペーンバナー©オーストラリア赤十字社

(クイズの正解)写真1枚目、2枚目の名称・フレーズの中から、A、B、Oの文字が消えています。
※1 Gold Coast, Australia/Tourism Australia ©オーストラリア赤十字社
※2 ANDROS/FORCE DE FRUIT, FORCE DE VIE(フルーツの力、生命の力)©スイス赤十字社

日本では、平成30年6月12日に東京国際フォーラムで開催した「LOVE in Action Meeting (LIVE)」において、突然「LOVE in Action」「Japanese Red Cross Society」の文字から【ABO】が消えました。司会の”レモンさん”こと山本シュウ氏、小林麻耶氏が「なぜA、B、Oが消えたのか?」ということを説明し、献血の大切さを訴えました。
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6月14日は世界献血者デー

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ハノイ市内を駆け回る様子。自転車にはベトナム国旗と血液の滴をモチーフにした看板が掲げられています

6月14日は、ABO式血液型を発見し、ノーベル賞を受賞したカール・ラントシュタイナーの誕生日です。それとともに、血液という「いのちを救う贈り物」を提供していただける献血者の方々に感謝し、血液製剤を必要とする方々のために献血が欠かせないことを知ってもらう日でもあります。

ベトナムでは昨年、世界献血者デーに合わせてボランティアや献血者が、世界の人々に向けて献血の啓発を行うため、自転車でハノイ市内を駆け回りました。

今年は「だれかのための献血を」をテーマに、献血という行為が、お互いを思いやることや、社会的なつながりを生むよう働きかける役割を担っていることに注目し、世界中でイベントが行われます。

1日に約3000人が輸血を受けています

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献血ルームでの献血のようす

国内で輸血を必要とする人は、1日平均で約3,000人にものぼります。 患者さんが輸血を受けるにあたって、場合によっては何人分もの血液が必要となることもあり、年間で約507万本の輸血用血液製剤が医療機関に供給されています。

献血血液には、有効期限があり、一番短いもので4日間しか保存できません。また、短期間に何度も献血にご協力いただくことはできないため、一人ひとりの方に継続的に献血に協力していただくことがとても大切です。

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