赤十字病院の沿革と現況

日本赤十字社

1877年(明治10年)の西南の役では多くの兵士が傷つき倒れました。このとき、元老院議官であった佐野常民、大給恒らは、同年5月1日、救護団体「博愛社」(現在の日本赤十字社)を起こし、敵味方の区別なく傷病兵の救護にあたりました。

日本赤十字社医療センター

また、軍隊等の傷病者を救護する看護師の養成を主な目的として、明治19年に博愛社病院(現在の日本赤十字社医療センター)を開設、その後、明治37年から各県に病院が設置されてきました。

現在、全国で92の赤十字病院は、独立採算制で運営されており、地域の中核病院として医療活動を行っています。