東アジア・ユースネットワーク会議2019に出席

東アジア・ユースネットワーク会議(EAYN:East Asia Youth Network)は、東アジア地域のユースが結集して各社共通の人道課題に共に取り組むことで、ユースがコミュニティに前向きな変化をもたらすことを目指して創設されたプラットフォームです。日本赤十字社からはユースボランティア2名とボランティア担当職員1名がネットワーク登録をし、各国のメンバーが集う会議では、各社が直面する課題になどについて協議を行い、活動計画を策定しています。

今年は、7月1日、2日の2日間、モンゴル赤十字社で会議が開催され、ユースボランティア1名と本社ユース・ボランティア担当職員1名が出席しました。

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モンゴル赤十字社の会議室で協議を行っているメンバー

EAYNの取り組み

EAYNでは、2018年、香港で開催された会議において、EAYNが取り組む活動計画について協議し、「EAYN行動計画 2018-2020」を作成しました。
 行動計画には、1 若い世代に赤十字運動に関心をもってもらう
 2 ユースボランティアの意思決定に関する能力を高める
 3 赤十字運動について草の根レベルまで広める
この3つの主な目的のための取り組みが計画されています。1 若い世代に赤十字運動に関心をもってもらうために、昨年は、赤十字を紹介する動画を作成しシェアする企画「red talk」を行いました。
今回の会議では、各社のユースボランティアがこの行動計画に基づき取り組んだ活動の進捗状況を共有し、行動計画の見直しや今後の取り組みについて協議を行いました。各社のユースボランティアの文化や社会環境は異なりますが、同じ赤十字のボランティアとして、活動の推進や、ユースボランティアのモチベーション維持などについてどのように取り組んでいくのか、活発な議論が行われました。

ユースボランティアの活動推進

2009年のソルフェリーの宣言でユースが目指すビジョンや取り組みを明確にしたことを契機に、ユースの赤十字運動への参画促進の機運が世界中で高まりました。
2013年以降の国際赤十字・赤新月社連盟総会には、各社ユースの出席枠が設けられ、連盟の最高意思決定機関において、ユースボランティアの積極的な発言も見られるようになりました。また「ユースの活動参画に関する戦略(Youth Engagement Strategy、通称Y.E.S.)」が総会にて承認されたことで、ますます若いボランティアへの関心が高まっています。

日本でのユースボランティアの取り組み

日本のユースボランティアの課題の一つが、世界のユースとのパイプが弱い点があります。このような国内の課題やボランティア間のニーズに対応するチームとして立ち上がったのが、「赤十字ユース委員会」です。現在は10人のユースボランティアが、「EAYN」「青年奉仕団連絡協議会」「研修」をキーワードに活動を行っています。
「赤十字ユース委員会」の委員である2名がEAYNのメンバー登録をしており、会議では、他の国のユースと親交を深めながら、積極的に議論を進め、東アジアにおけるボランティア活動の推進に大きな役割を果たしています。会議の協議事項に対して国内の状況をとりまとめたり、行動計画に基づく活動について、日本でどのように取り組んでいくか、「赤十字ユース委員会」を中心に検討を行い、世界のユースとのパイプ役を担い、日本と世界のユースボランティアの協働を進めています。