熊本県が5月2日に義援金配分委員会を開催

熊本県健康福祉政策課が発出した報道資料により、熊本県が平成28年5月2日(月)に義援金の配分方法等を決定するための第1回義援金配分委員会を開催することが公表されました。

日赤からは、4月21日までに本社に寄せられた総額31億8,878万6,208円のうち30億円と、同日までに熊本県支部に寄せられた9,382万2,838円の総額30億9,382万2,838円を送金しております。

総額と送金額の差についてですが、少しでも速やかに送金を行うため、送金額の大まかなめどが立った時点で配分委員会と調整を行い第一回目の額(30億円)を決定いたしました。しかし、日々入金がありますので、送金手続きを進めるなか、4月21日に確認された入金額が最終的に31億8,878万6,208円となった次第です。もちろん、第2回目の送金時には、残りの1億8,878万6,208円を含めて送金することとしています。

口座を間違って入金されるケースなどもあることから、送金までには複数の確認作業を行っております。現在、全力で作業中ですので引き続きご支援のほどよろしくお願いいたします。

なお、義援金の確認、送付にかかる人件費等の手数料は、義援金とは別に日本赤十字社に直接寄せられる活動資金、社費(会費)等によって支えられております。そのため、皆様からお預かりする義援金は配分委員会を通じて、100%被災者のもとへ届けられます。

赤十字社に直接お寄せいただく活動資金等は、義援金にかかる事務作業費のほか、被災者に配布される救援物資(毛布や安眠セットなど)、医療救護班の資機材等および救急法等の普及活動など様々な赤十字活動に活用されています。

義援金と活動資金。どちらも大切な支援です。引き続き赤十字の行う人道活動をご支援いただけますようお願いいたします。