【帰国報告会】赤十字による難民キャンプでの活動~ギリシャ北部難民医療支援~

ギリシャに滞留する大量の難民や移民は今どのような状況にいるのか。“難民・移民問題”は日本では関心を集めにくく、表面上の情報は流れても実際の生活や状況、苦難などについて知る機会はほとんどありません。しかし、日本赤十字社は、この遠く離れた欧州の地で起きている悲劇にも、世界に広がる190の赤十字・赤新月社の一員として支援の機会をとらえて共に活動しています。

日赤では、本年3月よりギリシャの難民キャンプで医療支援活動をする国際赤十字の医療チームに、助産師や医師を派遣しています。今回は、現地で2カ月間活動した医師と助産師から、行き場を無くして滞留している難民や移民の現状と、その状況を改善しようと取り組む国際赤十字の活動を報告します。

1 帰国報告会

 日時:2016年9月1日(木) 13:30から15:00(開場は13:20頃)

 場所:日本赤十字社 本社(東京都港区芝大門1-1-3) 1階 101会議室

 派遣先:ギリシャ共和国 中央マケドニア地方
 (ヘルソ、ネオカバラ、コルデリオの難民保護施設で活動)

 派遣期間:2016年6月13日~2016年8月31日(約2カ月間)

 事業概要:ギリシャに流入する難民に対しての医療ニーズが高まるなか、ギリシャ政府は赤十字に対し 同国内の難民キャンプ等での医療支援を要請。これを受けて、国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)は、2015年3月よりフィンランド・ドイツ・日本からなる国際編成チームによる基礎保健緊急対応ユニット(仮設診療所、巡回診療等を実施するもの)の出動を決定。日赤からは、これまでチームの要員として助産師1人、内科医3人を派遣し、妊婦健診や総合診療、予防接種キャンペーンなどの医療活動を実施。

2 派遣概要

派遣者1:中司 峰生(ナカツカ ミネオ)/武蔵野赤十字病院 医師

派遣者略歴:2002年弘前大学卒業。総合内科医として複数病院で経験後、足利赤十字病院、
日本赤十字社医療センターを経て、現在は武蔵野赤十字病院で勤務。
東日本大震災ではDMATとして医療支援を経験。

派遣者2:丁野 美智(チョウノ ミチ)/高知赤十字病院 助産

派遣者略歴:これまで大阪、高知、熊本赤十字病院などで勤務。
2006年にはパキスタン、2008年にはイラク北部に医療支援者として従事。