【帰国報告会】ギリシャの難民キャンプで 活動した日赤医師の報告

日本赤十字社では、本年3月よりギリシャの難民キャンプで医療支援活動をする国際赤十字の医療チームに、助産師や医師を派遣しております。

ギリシャに滞留する大量の難民や移民は今どのような状況にいるのか。“難民・移民問題”は日本では関心を集めにくく、表面上の情報は流れても実際の生活や状況、苦難などについて知る機会はほとんどありません。しかし、日本赤十字社は、この遠く離れた欧州の地で起きている悲劇にも、世界に広がる190の赤十字・赤新月社の一員として支援の機会をとらえて共に活動しています。

今回は、現地で2カ月間活動した大阪赤十字病院救急科部医師から、行き場を無くして滞留している難民や移民の現状と、その状況を改善しようと取り組んでいる国際赤十字の動きを報告します。

報告は現地の写真や人びとの声などをもとに行います。

【詳細】

■日時:2016年10月26日(水) 13:30から14:30(開場は13:20)

■場所:日本赤十字社本社(東京都港区芝大門1-1-3) 1階 クロスラウンジ

■派遣先:ギリシャ共和国 中央マケドニア地方 (ヘルソ、ネオカバラ、コルデリオの難民保護施設で活動)

■派遣期間:2016年8月22日~2016年10月25日(2カ月間)

■派遣者:山田 圭吾(ヤマダ ケイゴ)/大阪赤十字病院 救急科部医師

■派遣歴:2014年に国境なき医師団(MSF)の活動で南スーダンに派遣、2016年には赤十字国際員会(ICRC)のパレスチナ紛争犠牲者救援事業に従事。

■事業概要:ギリシャに流入する難民に対しての医療ニーズが高まる中、ギリシャ政府は赤十字に対し同国北部の難民キャンプ等での医療支援を要請。これを受けて、国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)は、2015年3月よりフィンランド・ドイツ・日本からなる国際編成チームによる基礎保健緊急対応ユニット(仮設診療所、巡回診療等を実施するもの)の出動を決定。日本赤十字社からは、これまでチームの要員として助産師3人、医師6人を派遣し、妊婦健診や総合診療などの医療活動を実施。