JRC加盟高等学校が献血呼びかけ活動を実施!
12月26日(水)・27日(木)の2日間、JRC加盟高等学校20校から94名の生徒が献血呼びかけに活動に参加しました。
両日とも風が強くとても寒い日でしたが、高校生の皆さんは大きな声で献血への協力を呼びかけていました。
その一生懸命な姿を見て、通りかかった一人の女性からコメントをいただいたので、ご紹介します。
~いただいたコメント~
私は以前、輸血のおかげで命を救われました。献血をして恩返しをしたいのですが、私自身はもう献血をすることができません(※1)。協力したくても協力できないことが、申し訳なくて、後ろめたくて、悲しくて、献血ルームの前を通るときはいつも俯いて素通りしてきました。
ですが、今日、高校生の皆さんが寒い中、一生懸命呼びかけをしている姿を見て、これまで感じていた気持ちに変化が生まれ、感謝の気持ちで心がいっぱいになりました。そして、「献血をしてくださった方、献血の呼びかけをしている皆さんに感謝の気持ちを伝えたい。」という思いが強くなり、声をかけさせていただいたのです。
皆さんに声をかけるのは、とても勇気が必要でしたが、皆さんの呼びかけをしている姿に勇気をもらい、このようにお礼を伝えることができました。私の命を助けてくれて、本当にありがとうございます。
今回、参加した生徒からは、「呼びかけ活動に参加したことで、自分も献血をしたいという気持ちが強くなった。」「自分たちの呼びかけで、献血ルームに足を運んでくださる方がいて、とても嬉しかった。」との声が聞かれました。
JRC加盟高等学校では、今後も献血の呼びかけ活動を継続していく予定です。参加して下さった学生の皆さん、お疲れ様でした!!
※1 輸血(自己血輸血)や臓器移植を受けたことのある方は、現在の検査法では検出できない未知のウイルス感染の可能性が考えられるので、献血をご遠慮いただいております。詳しくは日本赤十字社ホームページをご覧ください。