看護大学の学生が防災ボランティアの研修に参加!
令和元年6月22日(土)、日本赤十字豊田看護大学で赤十字防災ボランティア養成研修会を開催しました!同大学は、災害救護活動の担い手となる看護師育成を進めています。今回の研修には、看護学部に在籍する1~2年生が中心となって参加しました。
研修では、愛知県赤十字災害救護奉仕団の皆さんの協力のもと、救護活動で使用するテントを設営したり、無線や担架の使い方を学んだりしました。また、昼食には、炊き出しの手順に沿って皆で作ったカレーライスを食べました。
災害時にボランティアとして活動するために必要な、知識や技術を多く学んだ実りある1日となりました。
担架の使い方
担架を使って実際に人を運びます!1つ1つの動作で「よしっ」と声をかけあって安全を確認します。
無線機の使い方
無線機を使って、お互いにやり取りをしました。
無駄なく、要点を押さえて話を伝えることに気をつけました。
テントの設営
みんなで力を合わせてテントを骨組みから組み立てました。テントの骨組みは重くて長いので、周囲の安全確認が欠かせません!
そして、意外と大変なのがテントを骨組みに縛り付ける作業。太陽が照りつける中、熱中症予防にも注意しながら研修に取り組みました!
ロープワーク
災害時に、物を吊るしたり運んだりするためのロープの結び方を学びました。研修後、「ロープの扱い方が一番印象に残りました」と笑顔で話してくれた学生さんも。
救助するために、他の人の体に結ぶこともあるロープ。最初は椅子を使って練習していましたが、1組の学生さんがお互いの体に結び始めたことがきっかけで、みんなで隣の人と一緒に練習しました!
炊き出し
ハイゼックスを使ったごはんの炊き出しに挑戦!
空気が入りすぎないように、お米の入ったハイゼックスの口を縛ります。
おいしいカレーライスができました!
もし近い将来災害が起きたときには、本日の受講生の皆さんがこの学びを生かし防災ボランティアとして災害救護活動に加わってくれることを期待しています。また、学業の中でこの学びをさらに深め、将来は災害時にも活躍できる看護師として羽ばたかれることでしょう!