子どもをひとりにさせないために ~夏休み みんなの空き地プロジェクト~
夏休みは、友達と会う機会や、昼食をみんなで食べることが減るなど、子どもたちを取り巻く環境が大きく変わります。日本赤十字社愛知県支部では今年、UR都市機構中部支社との協働で、夏休み中の子どもたちが安心して過ごすための「子どもの居場所作り」事業を試行的に実施しました。
8月に名古屋市北区のUR水草団地と名古屋市中川区のUR豊成団地で、子どもたちがいつでも来られる「空き地」として団地内の集会所を開放しました。赤十字の学生ボランティアが宿題を手伝ったり、一緒に遊んだりして、みんなで楽しい時間を過ごしました。
期間を通して、たくさんの子どもたちに来ていただきました!
団地以外に住んでいる方も多く、活気に満ちた事業となりました。
「空き地」での過ごし方は人それぞれ。
子ども自身に今日やることを決めてもらいます。
いつ来て、いつ帰るかも自由です。
学生ボランティアと子どもたち。
すぐに打ち解けていました。
昼食はみんなで揃って元気よく。
机の配置や準備も子どもたちが相談し合って決めました。
1日に1回は全体で交流できる企画を用意。
関係団体の協力も得ながら、全員で盛り上がりました。
バルーンアートを作ったり、窓に絵を描いたりと、あまり日常では体験しないことも、みんなで一緒に。
日本総合住生活株式会社の協力で、野外での防災体験も!
普段の学校生活ではあまり関わりが多くない他学年との交流もできました。
愛知県支部では今後も、子どもたちが安心して楽しく過ごせる居場所を提供し、様々な機関と連携しながら、子どもたちの興味関心が広がる取り組みを通じて、地域の福祉に貢献する事業を推進していきます。
本事業については、UR都市機構ホームページでもご紹介しています。
是非合わせてご覧ください。
UR都市機構ホームページ 該当記事「水草団地で夏休みのこどもの居場所つくりに取り組みました」
8月29日(火)にはJICA中部にもご協力いただき、名古屋市中川区にある豊成団地集会所でイベントを開催しました!
その様子はこちら。