第63回青少年赤十字研究会 ~今治市常盤小学校~
11月5日(金)今治市立常盤小学校において、青少年赤十字研究会が開催されました。
今回の研究会は、新型コロナウイルス感染症の影響を考慮して、初のオンライン研究会としての実施となりました。心配されていた接続環境も大きな問題が無かった一方で、例年以上に多くの学校の参加を得るとともに、県外からの参加者も複数あり手応えを感じました。
集会活動では、今年度の委員会活動の中間報告を6年生が体育館から発表しました。各クラス3つに絞った目標を題材にオンラインビンゴ大会を行い、離れていても一体感を感じる集会になっていました。続く3・5年生による公開授業では、話し合い活動や防災ついて子どもたちが真摯に取り組む様子を、事前に録画したYoutube配信で参観することができました。
また、参加者による分科会では、教育課程の実施に青少年赤十字をどう生かせばよいか、地域と一体となった児童生徒の育成に青少年赤十字をどう生かせばよいかについて、熱心な協議を行っていただきました。
全体会では、令和2年度から2年間、研究指定校として取り組んでこられた内容や成果、課題についての発表及び協議があり、文部科学省中等教育局教育課程課教科調査官(特別活動)の安部恭子氏による、「今こそ、特別活動の充実を!~互いを尊重し合う学級・学校づくり~」の演題でご講演をいただきました。
常盤小学校には、今後も研究推進の経験を学校運営に活かしていただき、また参加された方々も、自校運営への青少年赤十字の要素の取り入れ方を参考にしていただきたいと思いました。