伊方町瀬戸奉仕団の菊枕作り
12月6日(月)瀬戸町民センターにおいて、伊方町瀬戸赤十字奉仕団による菊枕作りが行われました。
「菊枕」とは、一つ一つ手摘みした野菊の花びらと籾殻を乾燥したものを4:6の割合で布袋に入れて作った枕で、その香りが快眠につながり健康に良いとされているものです。
瀬戸地区では随分と昔から作られていたもので、瀬戸奉仕団では平成15年頃から正式な活動として取り組んでおられます。毎年、80歳を迎えられた地域の方に贈呈していて、今年は35個贈呈されます。それ以外にも施設訪問実施時にプレゼントしたり、日頃からお世話になっている方にも配られるそうで、今年は全部で160個作製されました。
例年9月頃から枕用布の作製準備に取り掛かり、廃校の花壇等を活用して繁殖させた野菊は摘んでから2週間以上の乾燥、籾殻も1週間程度の乾燥を経て、12月初旬の袋詰め作業に至ります。今日は、メッセージを添えた最終梱包作業で、皆さん慣れた手つきで進められていました。
これからも続いて欲しいと願う奉仕団活動の一つです。