あわら市赤十字奉仕団が子ども食堂に初のフードドライブを!
あわら市赤十字奉仕団(小阪和江委員長)は2月5日(金)、同市のあわら敬愛こども園内にある「子ども食堂 まる」に、フードドライブを行いました。
子ども食堂とは、様々な理由により家庭で食事をとることができない子どもたちに格安で食事を提供する活動です。またフードドライブとは、家庭で余っている食材を持ち寄り、困っている人に届ける取り組みです。
「子ども食堂 まる」は、同園で毎月2回開かれており、同食堂の運営はすべてボランティアによって行われています。小学生から高校生などを対象に受け入れており、食材の多くは地域の農家や団体からの寄付でまかなわれています。
同団は、年末年始に購入し使用しなかった食材をそれぞれ持ち寄り、「フードドライブ」として子ども食堂への提供を決めました。
今回、初めて団員らに食材の提供を呼びかけた結果、砂糖、味噌等の調味料、カレールーやインスタントラーメンなど約30点が集まりました。
渡邉一幸園長は、「残念ながらコロナ禍で仕事を失った親御さんもいる。砂糖などの原材料をいただけると大変助かる。出来合いのお弁当を提供すると、業者の味になってしまうが、いただいた材料を使い手作りすることで、おふくろの味をそのまま出せる」と感謝を伝えました。
小阪委員長は「奉仕団として何かお役に立てることがないか考えていく中で、地域の子ども食堂に貢献したいと考えた。今後は、月に1回、継続的に食材をお持ちしたい」と話しました。
渡辺園長(左)に食材を渡す小阪委員長
提供した食材