県立福井商業高等学校JRC(青少年赤十字)部が点字マップを製作! ~視覚障害のある人たちへ快適なショッピングを~

 視覚障害がある人達に買い物を楽しんでもらおうと、県立福井商業高校(川内邦央校長)のJRC部が、福井市にあるデパート西武福井店の点字マップを製作しました。
 同校では障害者の介助ボランティアに取り組んでおり、今春改装しレイアウトが大きく変わった館内のマップ作りを企画。A4判の厚紙に点字で店名などが記されています。
製作にあたり、部員らは事前にアイマスクを装着して店内を歩き、視覚障害者の気持ちを想像しながらマップを完成させました。
 また、視覚障害者が消毒液や検温器の位置が分かりづらく外出を控えがちになっているとの情報を得、設置場所も反映。10月15日には、西帆佳さん(3年)ら部員6名がこれまで交流している弱視や全盲の3名の方に対し、マップを使いながら館内の案内をしました。
 同部の菅原菜那さん(1年)は「製作をとおしてもっと力になれることがないか考えるようになった」、西さんは「アイマスクをして見えない世界を体験した時には、いつも来ている場所なのに怖く感じた。マップを手に、安心して素敵なお店を楽しんでほしい」とマップの活用を期待しました。

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点字マップを読んでもらい位置を伝えます

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買い物に付き添っています

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西武福井店のスタッフに点字マップを手渡す部員ら