令和元年度救護班総合訓練を実施しました
10月30日(水)・11月6日(水)の2日間、久留米赤十字会館にて令和元年度救護班総合訓練を実施し、本県支部と管内医療施設から約60名の医師、看護師、主事(事務)が参加しました。
今回は、豪雨による河川の氾濫、浸水が予想されるため、久留米市に緊急の避難指示が出され、避難所である久留米赤十字会館に約200名の地域住民が避難してきたという設定で訓練を実施。
開始前には、救護班要員が資機材の位置など救護所のレイアウトを考えたり、それぞれの役割を確認したりと、入念に打ち合わせを行いました。
訓練では、4つの医療救護班を2つのグループに分けて派遣し、救護所での傷病者のトリアージおよび避難所のアセスメントなどの救護にあたりました。
今回は、日赤防災ボランティア会に加えて、久留米市赤十字奉仕団の皆さんにも傷病者役としてご協力をいただきました。
訓練終了後には、救護班要員が良かった点や反省点などを共有したのち、福岡赤十字病院の救急科副部長や看護師長など訓練スタッフからの講評が行われ、今後の課題が明確となったようでした。