【災害対処能力の向上に向けて...】災害に備え、救護の力を伸ばす訓練を行いました
6月15日(木)・16日(金)の2日間にわたり、「救護主事基礎訓練」「救護主事応用訓練」を実施しました。
■救護主事の役割
日本赤十字社では、災害時に必要とされる救護を円滑に行うため、訓練、物資の整備、人材育成など、常に災害に対応できる体制を整えており、災害時にはいち早く救護班などを派遣し、救護活動を行います。
その救護班において「主事」は、医師や看護師等の医療従事者が医療救護活動に専念できるように、情報収集や関係機関との連絡調整はもちろんのこと、診療業務以外の業務を担っています。
本訓練では、広域災害救急医療情報システムやJ-Speedなど、災害時医療情報管理システムの使用方法や、被災地での応急救護所を設営するための全天候型大型テントと資機材の設置方法、通信が断絶した場合に備えて無線機と衛星携帯電話の取り扱い方法などの実習等に取り組みました。
いざという時に、迅速な対応ができるよう日頃から訓練や研修を行うなど、災害に備えた活動を行っています。