令和6年度福岡県青少年赤十字リーダーシップ・トレーニング・センターを開催しました

 8月8日(木)~9日(金)の1泊2日で国立夜須高原青少年自然の家(筑前町)にて青少年赤十字リーダーシップ・トレーニング・センター(以下トレセン)を開催しました。
 今年度は、夏の暑さ、子供たちの健康、安全を考慮し、1泊2日での開催となりました。県内から小学生41名、中学生2名、高校生24名、合計67名のJRCメンバーが参加してくれました。

 トレセンは、指示のない生活を通して、子供たちの自主性・自律性を育み、青少年赤十字リーダーを養成する目的があります。
 まずは、初めて会うJRCメンバー同士であるため、ホームルームやレクレーション等で仲間づくりやホーム内での親睦を深め、これから行う学習やフィールドワークにホーム一丸となって取り組む準備を行いました。

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 その後、学習の時間では、「防災」「救急法」について学習しました。講義中、日向灘沖を震源とする地震が発生し、緊急地震速報が一斉に鳴り響きましたが、防災について学んでいるところであったため、みんな落ち着いて身を守る行動をとることができていました。
 

 2日目の、V・S活動(ボランタリーサービス)では、自分が気づき、考えたボランティア活動を行いました。トイレのスリッパを並べたり、施設内の清掃を行う等、小学校から高校生までいろいろな気づきにスタッフも感心しました。
 また、ワークショップ(それぞれが学校生活等の中で行う活動を具体的に計画する)では、メンバーそれぞれが「学校内でのJRC活動の周知」や「防災についての呼びかけ」「トレセンで学んだことを学校内へ発信する」等の目標に向けた計画を考え、時には指導者にアドバイスを求めながら作成していました。
 
 1泊2日と短い期間でしたが、この2日間を通して、学んだことや感じたことを糧にこれからの学校生活を過ごしてくれることを期待しています。

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