SDGsに貢献する東濃檜×青少年赤十字活動in東白川中学校【青少年赤十字】

 令和3年7月20日、東白川村立東白川中学校において、村の伝統産業である林業を学ぶ、全校生徒参加のふるさと学習が開催されました。

 本活動では、はじめに地元のNPO法人 青空見聞塾理事長 村雲辰善氏から「森林は気候変動を緩和するほか崖崩れなどの災害を防止し持続可能な社会に貢献していることや、日本は世界有数の森林大国でありながら木材の自給率が低いこと、林業の機械化が進んでいるが後継者不足に悩んでいることなど、森林という循環型資源を支える林業が抱える問題」について説明を受けました。

 その後、「青少年赤十字マーク」が刻印された地域の特産品である東濃檜の端材に、丁寧にヤスリがけや柿渋を塗り、記念のコースターを作りました。生徒の一人は、「林業は地域の産業だけれども、普段は木と触れ合うことが少なかったです。今日は素敵なコースターを作ることができてとても楽しかったです。」と感想を話してくれました。

 東白川中学校の生徒の皆さんは、この活動をとおして森林の重要性に気づき、改めて地元の山を守っていく大切さについて考えられたのではないでしょうか。

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     村雲氏の説明を真剣に聞く生徒        丁寧な作業で記念コースターを完成させました