「熱海を助けたい」路上ライブで義援金を呼びかけた高山市の小学3年生に感謝状を贈呈しました。

830日(月)、高山市役所において、ギターの弾き語りをして義援金を募った、青少年赤十字に加盟している高山市立西小学校の森安ひばりさん(9)に日赤県支部高山市地区長(高山市長)が感謝状を贈りました。

ひばりさんは、静岡県熱海市で発生した土石流による被害をテレビで知り、「熱海を助けたい」との思いから、夏休みに駅前やスーパー店頭で『カントリーロード』や学校で習った『虹』、人気アニメの主題歌『紅蓮華』などを披露して、8月23日までに令和3年7月大雨災害義援金(静岡県支部口)8万5,205円を募りました。活動を始めた当初は、行き交う人に無視され心が折れることもあったそうですが、「精一杯やらなきゃ。熱海の人たちはもっと大変だから。人の役に立ちたい。」と勇気を出して活動を続けました。活動はSNSを通して注目を集め、徐々に訪れる人が増えていき、これを知った被災地の事業者らが激励に訪れたこともありました。

ひばりさんにとって困っている人を助ける。ということは特別なことではなく、当たり前の事だそうで、「当たり前のことをしただけだけど、みんながすごいとか言うから変な感じ。もっと上手になって、また募金活動やりたい。色んな人に会えて面白かった。」と笑顔で活動を振り返っていました。

15回の弾き語りで集まった8万5205円は日赤を通じて被災者へお届けします。

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