「岐阜県赤十字看護奉仕団」が能登被災者支援活動を実施

 まもなく能登震災から1年を迎える令和6年12月21日(土)、岐阜県赤十字看護奉仕団委員長および団員3名が、被災者支援活動を行いました。

 9月の大雨災害で仮設住宅が水没し、避難生活を余儀なくされている被災者43名が、輪島市鳳至(ふげし)小学校体育館に避難されており、少しでも癒しの活動になればと、足湯サービスと癒しのハンドケアを行いました。

 街は復興に向けて工事や家の建て替えなどが進められておりますが、まだまだ道路は一部でこぼこ、電信柱も傾いたままの風景の中、廃校となった鳳至小学校体育館に到着すると、足湯サービスの事前告知により、すぐ十数名の被災者からの申し込みがありました。適温の足湯につかりながら、ハンドケアを実施した後は、湯茶コーナーにて岐阜の銘菓「柳ヶ瀬」と温かいお茶を飲みながら、身の上話を咲かせました。みなさん一様に「足湯で身体が温まった」「ハンドケアが気持ちよかった」と明るい表情をされ、団員からは「来てよかった」「少しでも癒しになったのかな」と声が上がりました。

 12月26日(木)からは新しい仮設住宅に入れるそうで、お正月は仮設住宅で迎えることができるようです。

 10時30分からお昼をはさみ、15時まで活動を行い14名の方が利用されました。

 最後に、生活不活発病にならないよう、岐阜の商店街を代表とする「柳ヶ瀬ブルース」の音楽に合わせ、みなさんと一緒に軽い体操を行い、活動を締めくくりました。

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