首都直下地震を想定!日本赤十字社埼玉県支部災害救護訓練の現場から
11月2日(土)に開催されました日本赤十字社埼玉県支部災害救護訓練に前橋赤十字病院から救護班が参加しました。
この訓練は、首都直下地震が発生してから4日目で、埼玉県内では非常に多くの死者や負傷者、そして避難者が発生しているという状況を想定して実施されました。
救護班は、「日本赤十字社埼玉県支部災害対策本部」で到着報告を行った後に「さいたま市保健医療調整本部」へ移動し、同本部からの指示を受けて避難所での巡回診療と避難所のアセスメントを実施しました。
アセスメントとは、避難所の衣食住や衛生環境、避難者の状況を調べる専用の様式に基づいて調査し、課題を把握するものです。
また、現地避難所での救護活動の終了後、同本部で保健医療調整本部とのWEB会議に参加し、活動報告を行うなど、災害対応時の実践的な訓練を行いました。
このような訓練を通じて、様々な状況において迅速かつ的確に対応できる救護員の育成を目指し、引き続き訓練を実施していきます。