東日本大震災における日本赤十字社広島県支部の活動について(1)
平成23年3月11日午後2時46分に東日本大震災が発生しました。 日本赤十字社本社において、即座に災害対策本部が設置され、広島県支部をはじめ各県支部から救護班が出動しました。
石巻市内の避難所にて、被災者に寄り添う広島県支部救護班員
医療救護班の派遣
広島県支部からは、3月11日18時過ぎ、第1班として県支部職員2名と広島赤十字・原爆病院の医師・薬剤師・看護師3名・事務員2名からなる医療救護班を被災地に派遣し、現地での医療救護活動を行いました。
石巻市内の避難所を巡回診療する広島県支部救護班
その後も、管内赤十字関連施設と連携して、宮城県石巻市を中心に継続的に救護班を派遣、石巻専修大学に設置された日本赤十字社の仮設診療所内や各地の避難所を巡回して診療等を行ってまいりました。
5月10日からは第12班が、宮城県の石巻市で巡回診療等の救護活動を行っています。
※管内赤十字関連施設(広島赤十字・原爆病院、庄原赤十字病院、三原赤十字病院、赤十字血液センター、広島赤十字看護大学)
救援・支援物資の搬送
広島県支部から毛布や救急セットなどの救援物資を、宮城県内の被災地に搬送し、避難者の方々に届けました。
救援物資送付状況
3月13日 宮城県山元町他 毛布 1,200枚
3月22日 宮城県気仙沼市 緊急セット 1,500組
3月28日 宮城県南三陸町 緊急セット 336組
3月30日 宮城県亘理町 安眠セット 160組