上殿小学校69回目の「やまゆり訪問」
6月3日(月)、広島県安芸太田町立上殿(かみとの)小学校の児童19人と教員・保護者が、入院中の患者さんたちに元気になってもらおうと広島赤十字・原爆病院を訪れ、やまゆり(ささゆり)の花束をプレゼントしました。
この訪問は、同校の児童が青少年赤十字活動の一環として行っており、今年で69回目を迎えました。
この日、児童たちは「ふるさと」の合唱・リコーダー演奏、「うさぎとかめ」に合わせた肩たたきなどを行い、患者さんたちと交流を深めました。最後には集まった患者さん一人ひとりに「早く元気になってください。」と励ましの言葉をかけながら、児童たちが育てたやまゆりの花束と、全児童で作成したおりづるや日ごろの学校生活を綴った文集などを贈りました。
花束を受け取った患者さんの中には、「よく来てくれたね、ありがとう。」と涙を流して喜ばれる方もおり、児童たちの「また来年も来ます!」という笑顔がさらに皆さんに元気を与えていました。
3年生以上19人の児童がそろってあいさつ
入院患者さんと触れ合う児童
贈られた花束には素敵なメッセージが
児童たちが作成した第69号の文集
贈られたやまゆり(ささゆり)の花束
上殿小学校全児童が作成したおりづる