広島県内の救護員を対象に実践研修会を開催
1月19日(木)~20日(金)、県内の赤十字病院や血液センター等の救護員を対象に令和4年度救護員実践研修会を広島県支部で開催しました。
この研修会は、赤十字の災害救護活動に関する知識や技術の向上と相互の連携強化を図ることを目的として、講義やグループワークだけでなく、救護所の設置・運営や避難所での活動等の演習を行いました。
広島県支部では、災害が発生し医療救護の必要が生じた際に直ちに活動ができるよう、県内3カ所の赤十字病院に救護班10班を常備しています。
研修会に参集した県内赤十字施設の救護員
CSCAの確立とチームビルディング
についてのグループワーク
通信機器の取扱い実技
災害時の薬剤師業務についての講義
EMIS(広域災害救急医療情報システム)
への入力実技
医師・看護師を対象とした
トリアージ(傷病者の振り分け)の実技
「避難所・救護所設営 総合演習」
現地活動指揮所でのブリーフィング
「避難所・救護所設営 総合演習」
避難者の健康状態の確認
「避難所・救護所設営 総合演習」
シュミレーターを活用した傷病者への対応
「避難所・救護所設営 総合演習」
避難者へのこころのケア対応
「避難所・救護所設営 総合演習」
コロナ感染症疑いの避難者への対応
「避難所・救護所設営 総合演習」
EMIS(広域災害救急医療情報システム)
への入力
「避難所・救護所設営 総合演習」
スマートフォンを活用したJ-SPEED
(災害時診療概況報告システム)への入力
「避難所・救護所設営 総合演習」
終了後に参加者全員で振り返り
最後に参加者全員に修了証を授与
日本赤十字社では、国内外の災害(地震や台風など)の現場に駆けつけ、いのちを救うための医療や看護の支援を行っています。