落雪に埋まった少女を救助 救急法指導員を表彰
昨シーズン、記録的な大雪に見舞われた北海道岩見沢市。落雪による事故が相次ぎましたが、市内在住の救急法指導員が落雪に埋まった少女を助け、尊い命を救ったとして日本赤十字社より表彰状が贈られました。
表彰を受けたのは岩見沢市救急法赤十字奉仕団に所属する 星 功 指導員。
昨年12月下旬、自宅前を除雪中に近所で叫び声が聞こえたため駆けつけると、小学生の女の子が屋根からの落雪で首から下が埋まり、身動きができなくなっていました。星さんは直ちに少女を雪の中から助け出し、救急法の知識を活かしてけががないかなどを確認。救急車が到着するまで付き添いました。
表彰状を受け取った星さんは「救助時、冷静に判断し対処できたことは、救急法指導員として救急法講習等を実施していたことが役立ったと実感しています。この貴重な体験を生かし、今後の救急法講習等普及活動に携わっていきたいと思います」と話してくれました。
(画像:表彰状を受けとる星さん)