令和6年度第1ブロック支部青少年赤十字指導者研究会・北海道青少年赤十字指導者研修会

令和6年11月21日(木)22日(金)北海道支部会議室を会場に令和6年度第1ブロック青少年赤十字指導者研究会・北海道青少年赤十字指導者研修会を開催し、第1ブロック・道内各地から36名の幼・保、小、中、高等学校の教員が参加しました。
1ブロック支部青少年赤十字研究会とは、日本赤十字社第1ブロック支部(青森県・岩手県・宮城県・秋田県・山形県・福島県・北海道)の青少年赤十字の指導者が年に1回第1ブロック支部の担当県(道)に集まり、青少年赤十字の普及効果の方法や望ましい指導者の育成を目的に研鑽を深めるため開催しています。
今年は、北海道が当番となり、例年開催している北海道青少年赤十字指導者研修会と併催して実施したところ、他県から5名の指導者の参加がありました。
本研修会は、青少年赤十字のプログラムを実際に体験し、学校教育の現場で積極的に活用いただくことを目的として毎年開催していますが、今年度は学校教育で特にニーズの多い『防災教育』とし、「避難所」をテーマに開催しました。
1日目は、北海学園札幌高等学校の生徒の協力を得て、公開授業として「ひなんじょ たいけん」(災害への備えとして避難所への理解を持つことを目的としたカードゲーム)や避難所における「災害時要配慮者」である高齢者に対する知識や支援の方法を学びました。
2日目は、日本赤十字北海道看護大学 根本教授から「寒冷地における避難所の考え方」について講演をいただき、その後、参加者によるディスカッションを行いました。
参加者からは、「自校の防災教室に取り入れたい」「小学生にも体験できる実技などもあり、ためになった」等の声がありました。

画像 北海学園札幌高等学校生徒による「ひなんじょ たいけん」

画像 避難所で役立つ毛布でガウンを作る

画像 根本教授と参加者とのディスカッション