令和元年度中国四国ブロック各県支部合同災害救護訓練

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 令和元年11月9日(土)~10日(日)、鳥取県にて「令和元年度日本赤十字社中国四国ブロック各県支部合同災害救護訓練」が行われ、日本赤十字社香川県支部、高松赤十字病院、香川県赤十字血液センターから医師・看護師を含む総勢10名が参加しました。
 訓練は吉岡鹿野断層(鳥取県東部)を震源とするM7.2クラスの地震が発生し、中四国各県が集結して本部支援や避難所のアセスメント活動、救護所運営などを展開するというものでした。
 1日目は参集訓練から始まり、衛星携帯や無線通信を行いながら鳥取赤十字病院に集結。鳥取県支部災害対策本部の指示のもと、香川県支部救護班は鳥取市教育センター避難所において、アセスメント活動を展開するとともに、救護所運営を行いました。
 本年度からの訓練では、昨今の実際の災害運用に即して、日本全国の医療チームの統一したシステム(EMIS、J-SPEED)を活用する検証も行いました。
 また2日目は活動の振り返りとして現地支部災害対策本部会議に出席していることを想定し、一日目の活動報告や避難所での今後の課題等を発表し、その情報を基に方針を決める訓練を行いました。また鳥取県東部圏域医療コーディネートチーム調整会議のシミュレーションを見学し、組織としての指揮命令系統や情報の流れの認識を深めることができました。
 今回の訓練を通して、各関係機関や中四国9県の更なる連携強化につながったと感じます。

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