赤十字防災ボランティア実践研修会
令和2年1月25日(土)、香川県青年センター(高松市国分寺町)にて、赤十字防災ボランティア実践研修会を開催しました。登録ボランティアのほか、学生、会社員など54名の方が参加しました。
内容は、アマチュア無線奉仕団の委員長から無線のイロハを学んだあと、特定小電力無線を実際に使って通話を行いました。また、災害時の記録の取り方として、クロノロジーの実習も行いました。
お昼からは、場所を体育館に移して、救援物資を一時保管するためのテントを設営し、ロープで展張することを想定して、各種テントの展開とロープワークを実施しました。
また、活動中に傷病者と遭遇することも想定し、傷の手当のための三角巾の取扱いや傷病者の搬送法も実習しました。
参加者同士の親睦を深めながら、防災に関する知識と技術を学んでいただき、みんなで気持ちのよい汗を流しました。
災害時には、行政や防災関係機関が行う救援活動では対応できないニーズが多くあります。住民ひとり一人が自らの生活を守る意識をもって、助け合いの活動を行うことが、災害救援活動の大きな原動力になります。日本赤十字社では、災害時の個人や民間レベルでの助け合い活動を赤十字防災ボランティア活動として位置づけ、防災ボランティアを予め登録する制度を設けていますので、まずはこのような研修会に参加してみてはいかがでしょうか。