青少年赤十字リーダーシップ・トレーニング・センターを開催しました!
令和3年8月7日(土)と8日(日)の両日、五色台少年自然センターにて青少年赤十字リーダーシップ・トレーニング・センター(トレセン)を開催しました。
本来ならば、2泊3日のプログラムですが、今年は、新型コロナウイルスの感染防止の観点から、初の試みとして2日間の日帰り開催としました。参加人数もこれまでの半数以下に絞り、保護者の承諾が得られた、県内の小学生・中学生・高校生の41人が参加しました。
児童・生徒一人ひとりが、コロナ禍という集団生活に多くの制約が加わる中、互いに感染予防に気を配りながら、身のまわりや社会、人々のニーズに「気づき、考え、実行する」力を育むことができました。
初日は、「防災コミュニケーションワークショップ」で、日ごろから互いにコミュニケーションを取ることの重要性を学ぶとともに、「赤十字の基礎知識」や「救急法」を通じて、いざというときに他の人たちを助けられるよう、基本となる知識や技術を身につけることができました。
2日目の「フィールドワーク」では、野外に設けられた7箇所の関所を通過するため、初日に学習した知識や技術をフル活用して、一つひとつ課題を解決しながら、グループの仲間とともにゴールを目指しました。
学校や学年の枠を超えた参加者たちは、はじめこそ不安と緊張の面持ちでしたが、グループでの活動を通して絆が深まり、取り組む姿勢がだんだんと積極的となり、一人ひとりがリーダーシップのとり方を体で覚えたようでした。
アンケートでは、「学校行事が少なくなっている中、参加できてとても楽しかった。」という声や、「コロナ禍が明けてぜひとも2泊3日のプログラムで参加したい。」という声をいただきました。