令和4年度(青少年赤十字創設100周年記念) 青少年赤十字リーダーシップ・トレーニング・センターを開催しました!
令和4年8月6日(土)と7日(日)の両日、五色台少年自然センターにて青少年赤十字リーダーシップ・トレーニング・センター(トレセン)を開催しました。
依然として収束の兆しの見えない新型コロナウイルスの感染防止の観点から、昨年同様2日間の日帰り開催となりましたが、青少年赤十字創設100周年の記念すべきトレセンとして、30人の小学生・中学生・高校生が保護者の承諾をもらって参加しました。
トレセンでは、人のいのちの大切さや思いやり、協力し合うことの大切さについて体験しながら、一人ひとりが青少年赤十字の態度目標である「気づき、考え、実行する」ことができるリーダーとなることを目指しました。
初日は、「防災コミュニケーションワークショップ」で、日ごろから互いにコミュニケーションを取ることが災害などの非常時に最も役立つスキルであることを学びました。「赤十字の基礎知識」では、赤十字の成り立ちから歴史を学ぶとともに、献血が命を救うことに繋がることを実感できました。また、いざというときに他の人たちを助けられるよう、「救急法」の基本となる「心肺蘇生法とAEDの使い方」などの知識と技術を身につけました。
2日目の「フィールドワーク」では、野外に設けられた7箇所の関所ごとに、初日に学習した知識と技術をフル活用し、課題を一つひとつ解決しながら、グループの仲間とともにゴールを目指しました。
参加した子どもたちは、普段の学校生活とはまた違った雰囲気の中で不安と緊張の面持ちでしたが、コロナ禍で薄れつつあるコミュニケーションの大切さを再認識しながら、学校や学年の枠を越えた絆を深めました。また、プログラムが終わりに近づくにつれ、メンバー一人ひとりに積極的な発言や行動が見られるようになり、リーダーシップを身に付けたように感じました。
来年以降も、次の100年に向けて、活動を「つなぐ、つづける、つくる」トレセンにしてまいります。