直近の災害から救護員の役割と任務を学ぶ-令和4年度支部・施設合同救護員基礎研修会-
令和4年9月12日・13日、10月4日・5日の4日間、「令和4年度支部・施設合同救護員基礎研修会」を開催しました。
災害救護は、赤十字としての使命に基づいた重要な活動であり、日本赤十字社は、災害対策基本法等により指定公共機関として国や地方公共団体への協力が義務付けられています。この研修会は、日本赤十字社香川県支部・高松赤十字病院・香川県赤十字血液センターが一丸となって災害救護活動に必要とされる基礎的な知識と技術を習得するために行うものですが、昨年は、コロナ禍で実施できませんでしたので、今年度は、昨年受講予定だった者も含め、総勢85名が参加しました。
研修会では、まず救護員としての役割を理解したのち、災害発生時の初動態勢についてグループワークを行いました。研修後半には、西日本豪雨災害や令和2年熊本豪雨での救護班の実際の活動に沿って、派遣されたとの想定のもとシミュレーションを行い、具体的な活動の流れを身につけました。