令和５年度青少年赤十字リーダーシップ・トレーニング・センターを開催しました！

　令和5年8月4日（金）～6日（日）、五色台少年自然センターにて青少年赤十字リーダーシップ・トレーニング・センター（以下、トレセン）を開催し、香川県内の小学生、中学生、高校生46人が参加しました。
　トレセンは3日間の集団生活を通して学年の垣根を越えた人間関係を築き、特に“なすことをもって学ぶ”集団生活の活動体験を通して、自主性を養い、学校や地域社会に役立つリーダー性の育成を目指します。
　初日は、「赤十字の基礎知識」や「救急法」を学習するとともに、「防災教育プログラム」として災害の知識と行動力を身につけ、他者への思いやりといのちの大切さについて学びました。
　2日目の「フィールドワーク」では、野外に設けられた複数の関所を周り、初日に学習した知識や技術を活用して、出された課題に対してグループの仲間と力を合わせてゴールを目指しました。
　最終日には、3日間のまとめとして、グループで取り組んだ研究に関する発表会を行いました。「赤十字の活動」についてまとめを作成するとき、日本赤十字社本社職員や血液センター職員に取材したり、いじめについての解決策を様々な立場の人を想定して考えたりするなど、各グループが多様なアプローチをして工夫を凝らした発表を行いました。
　普段交流の少ない他学校や異校種の生徒と交流を深めることで、互いに刺激し合い、活気のあるグループワークと、生徒の自主的な意見交換が行われました。初日は不安や緊張が強く見られたものの、この特別な経験のおかげで、最終日の発表会には生徒全員が青少年赤十字の態度目標「気づき、考え、実行する」ことが出来る姿と自信に満ち溢れた姿を見せてくれました。