直近の災害から救護員の役割と任務を学ぶ -令和6年度支部・施設合同救護員基礎研修会-
令和6年9月19日、10月11日の2日間、「令和6年度支部・施設合同救護員基礎研修会」を開催しました。
災害救護は、赤十字の使命に基づいた重要な活動であり、日本赤十字社は、災害対策基本法等により指定公共機関として国や地方公共団体が行う災害救護活動への協力が義務付けられています。
この研修会は、災害救護活動に必要とされる基礎的な知識と技術を習得するために行うもので、今年度は59名が参加しました。
研修初日には、まず救護員としての役割や活動の流れを理解したのち、災害発生時の初動対応についてのグループワークを行うとともに、トリアージや避難所アセスメントの方法等を学びました。研修後半には、被災地に派遣されたとの想定のもと、救護所設営訓練や救護所診療、避難所巡回、避難者アセスメント、救護班の到着報告等のシミュレーションを行い、災害救護活動の具体的な流れを身につけました。