日本赤十字社鹿児島県支部創立130周年
日本赤十字社鹿児島県支部の災害救護活動や講習事業などは、皆さまのご寄付により支えられており、心より感謝申し上げます。
おかげさまで令和4年9月6日に創立130周年を迎えました。
これからも皆さまのご期待に応えることができますよう、精一杯取組んで参りますので、今後より一層のご支援、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
日本赤十字社鹿児島県支部
創立130周年
~災害の記憶展~
日本赤十字社鹿児島県支部は、創立130周年を迎えるにあたり、社会全体の防災・減災の意識向上を目的に、
鹿児島県内の大きな災害の写真や、日赤救護班の活動の写真などのパネル展を開催しました。
日 時 等 |
令和4年9月9日(金)~11日(日) 10:00~17:00 |
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会 場 | オプシアミスミ(鹿児島市宇宿2丁目3−5) 1F正面エントランス ※最終日は2Fエレベーター前 |
内 容 |
〇鹿児島県内の災害写真並びに日赤救護班の活動写真のパネル展 |
申 込 等 |
無料(申込等不要) |
注意事項 | 新型コロナウイルス感染症の感染状況によっては、内容の変更または中止とさせていただく場合がございます。ご了承ください。 |
そ の 他 | お車でお越しの際は、敷地内の駐車場をご利用ください。 |
【開催報告】
災害の記憶展では、県内で発生した災害と本県支部救護班の活動をパネルで紹介するとともに、日本赤十字社のプロジェクト『Action!防災・減災 -命のために今うごく- 』のマンガ『災害に備えて おうちの中の安全対策のススメ』を掲出し、防災意識の向上に努め、来場者から「8・6水害の記憶が呼び覚まされた」とか「改めて防災の重要性について認識できた」などたくさんのお声をいただきました。
また、最終日11日(日)には、『World First Aid Day2022』も同時開催しました。
こちらでは『ファーストエイドの生涯学習』をテーマに、救命の連鎖についてのパネル展示や、心肺蘇生・AEDの体験などを行いました。
最後に、周年事業を開催するにあたり、会場をご提供いただいたオプシアミスミ様、協賛いただいたサポーター様、来場いただいた皆さまのおかげで大成功することができました。
心から感謝申し上げます。ありがとうございました。
日本赤十字社鹿児島県支部
130年のあゆみ
1892年 | 明治25年 | 日本赤十字社鹿児島県委員部を県庁内に設置 | |
1896年 | 明治29年 |
日本赤十字社鹿児島支部と改称 (写真は明治40年当時の様子) |
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1901年 | 明治34年 |
天文館大火で救護活動(記録上最初に行った災害救護活動) |
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1914年 | 大正3年 | 桜島の大噴火で支部が救護班3個班派遣 | |
1923年 | 大正12年 | 関東大震災へ救護班2個班派遣 | |
鹿児島郡中郡字村郡郡元に開院中の「海濱院」を買収 (後に平川町へ移転する鹿児島赤十字病院) |
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1951年 | 昭和26年 | 鹿児島市郡元に支部新庁舎完成 | |
1952年 | 昭和27年 | 日本赤十字社鹿児島県支部へ改称 | |
1965年 | 昭和40年 | 鹿児島市下荒田町に鹿児島県赤十字血液センター開設 | |
1974年 | 昭和49年 | 特別養護老人ホーム錦江園を赤十字病院敷地内に開設 | |
1977年 | 昭和52年 |
鹿児島市鴨池新町に鹿児島県赤十字会館が完成 支部事務局と血液センターが会館内へ移転 |
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1980年 | 昭和55年 |
ベトナム難民援護施設「赤十字垂水園」を垂水市に設置 (1989年 平成元年に閉鎖) |
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1993年 |
平成5年 | 鹿児島豪雨災害(8.6水害)へ救護班9個班、延べ68名派遣 | |
1995年 | 平成7年 |
阪神・淡路大震災へ救護班2個班派遣 援助物資及び輸血用血液を輸送 |
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2000年 | 平成12年 | 奄美大島近海を震源とする地震により、県の防災ヘリコプターにより悪石島へ救護班1個班派遣 | |
2004年 | 平成16年 | 新潟県中越地震へ救護班1個班、こころのケア要員3名派遣 | |
2005年 | 平成17年 | 台風14号災害に伴い、垂水市他へ救護班2個班派遣 | |
2006年 | 平成18年 |
鹿児島県北部豪雨災害へ救護班1個班、看護師2名を派遣 鹿児島商船高速船事故へ救護班1個班派遣 (写真は山川港での活動の様子) |
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2010年 | 平成22年 |
奄美大島大雨災害へ救護班2個班派遣 自衛隊の協力を得て、救援物資輸送や孤立した避難所及び地域への巡回を行った |
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2011年 | 平成23年 |
東日本大震災へ延べ58名派遣 救護班5個班、病院支援要員、ここのケア要員、赤十字ボランティア等 |
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2015年 | 平成27年 |
屋久島町口永良部新岳噴火災害へ 救護班1個班、連絡調整員、こころのケア要員2名派遣 (写真は発災直後、海上保安部の巡視船に救護班が乗り込む様子) |
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2016年 | 平成28年 | 熊本地震災害へ救護班4個班、本部運営支援要員等延べ36名派遣 | |
2019年 | 令和元年 | 九州北部豪雨で被災した佐賀県武雄市へ救護班1個班派遣 | |
2020年 | 令和2年 | 7月豪雨で熊本県へ支部災害対策本部支援要員1名派遣 | |
新型コロナウイルス感染症対策として県広域医療調整本部及び宿泊療養施設等へ職員を延べ22名派遣 | |||
2021年 | 令和3年 |
悪石島において震度5強の地震が発生 十島村役場からの支援要請を受け、鹿児島赤十字病院の看護師1名と連絡調整員1名派遣 |
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