【オフショットあり版】「令和６年度高知県リーダーシップ・トレーニング・センター」を開催しました！

今年も８月２日（金）～４日（日）に２泊３日の日程で、「高知県小・中・高等学校　青少年赤十字夏期リーダーシップ・トレーニング・センターを室戸青少年自然の家で開催しました。
３日間とも晴天に恵まれた今年のトレセンは、昨年の２倍となる４４名の児童・生徒と１２名の指導者、４名のスタッフが参加し賑やかなイベントとなりました。

１日目

ホームルーム＆ホーム連絡会

アイスブレーキングやグループワークで仲良くなりましたが、今日初めて会ったメンバーに自分の意見を伝えるのはまだまだ勇気が必要です。１日目は高校生やトレセン経験者がうまく引っ張って、ホームルームとしての意見をまとめます。
ホーム連絡会では、各ホームルームで出た今日の反省や意見を取りまとめ今後の活動や行動を決めていきます。
選出されたホーム連絡員が自分のホームルームから出た意見を発表し、それについてメンバー同士が話し合いを行います。翌日の役割や今後の活動の提案、事務局への要望などもホーム連絡会で決まっていきます。

１日目オフショット

２日目

貿易ゲーム

「これがやりたくて今年もトレセン来ました！」というメンバーも多い貿易ゲーム。
各ホームルームが様々な国になりきって総資産１位を目指します！
ホームルームごとに違う国になり、最初に分配される下記の物に違いがあるため、どこの国とどのように国交を持ち、どのような交渉を進めていくか考えるのが最大のポイントとなります。
・資源（紙やシールなど）
・資産（お金や預金など）
・技術（ハサミや定規など）

まずは作戦会議。
くじ引きで決まった国ごとに資源・資産・技術など違いがあり、その国にあった貿易をおこなう為にホームルームごとに作戦をたてます。

国としての作戦が決まれば、次は生産です。
少しでも高く輸出・販売をおこなう為に、技術を使って正確な製品を作る必要があります。
指導者よりもメンバーの方が得意な作業かも・・・

他国との交渉も貿易ゲームを優位に進めるためには重要です。
生産したくても技術や資源が無ければできません。自国で不足しているものを補う為に必要なのが交渉です。
他にも人材や情報を補う為に交渉をおこなう場合も・・・。
メンバー同士や指導者とメンバーが本気で交渉をおこないます。

生産や輸入した製品は銀行でお金に換える事ができます。
メンバー・指導者関係なく、厳しく製品をチェックされるのでみんな不安そう・・・
各メンバー国に負けるわけにいかない指導者国は、ここでも本気の交渉をしていました。
値段の変動も見逃さずに！

ゲームを進めていると、災害など予想外の出来事に遭遇することも・・・
そんな時は世界中の国同士が助け合いながら乗り越えられると良いですね。
他にも、良い情報を得た国が技術提供する場面が今年はありました。競っている国同士でも、協力してお互いが良い方向に進んで行くのも大切です。

さぁ、いよいよ結果発表です！
指導者国は１位を取ることができたのでしょうか！？

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野外炊事

午前中、貿易ゲームで頭を使ったのでお腹ペコペコです。
今年も野外炊事で定番のカレーを作ります。
もちろん、ご飯も薪で炊きます！

薪で炊くご飯が楽しみです！

どのホームルームも上手にできました！
やっぱり自分たちで作って、外で食べるご飯は最高だったようです！！

たまご救済作戦

野外炊事でお腹いっぱいになった後は、頭を使うグループワークです。
２ｍの高さから生たまごを落としても割れない装置を作ります。使える材料はストロー２５本とマスキングテープ２ｍのみ・・・。
各ホームルームで様々なアイデアを出し、作成。他のホームルームに対してプレゼンをおこないます。指導者チームも参戦し、本気の１発勝負を繰り広げました。
詳細や他のプログラムについては、編集が終わり次第、追加でアップ予定です！

２日目オフショット

３日目

フィールドワーク

ついに最終日です。
このトレセンでずっと一緒だったホームルームのメンバーと協力して、各チェックポイントにある難関をクリアしていきます。
大自然の中、地図を頼りにチェックポイントを目指します。
各チェックポイントには、チームワークやリーダーシップを発揮しないとクリアできない様々なプログラムでメンバーを待ち構えていた指導者たちが・・・
全ホームルームが、このフィールドワーク完全クリアを目指して出発します！

パイプライン

全員で協力してボールをゴールまでつなぎます。
ボールを止めたり戻したりするのは禁止。スピードと高さの調整がゴールへのポイントです。

暗黒大陸

何も見えない状態で、様々な関門をクリアしていきます。
先頭の人がどれだけ予測し、後ろの人たちにうまく説明できるか、そして後ろの人たちは前の人をどれだけ信頼し、理解できるかがポイントになります。

キムスゲーム

敷物の上にある物をすべて答えられるように、ホームルームのメンバーで協力して記憶します。
他の人と覚える物が重ならないようにしないといけませんが、ゲーム中は会話禁止。誰がどこを覚えるのかチームワークがポイントです。
中には見たことあるけど名前が・・・という物も。

ディスクゴルフ

指定された投盤数でゴールさせなければいけません。
指定数でゴールできなければもちろんアウトですが、指定数前にゴールに当たってしまってもダメです。誰が投げるのが上手か見極め、上手な人が最初に投げるのか後に投げるのかホームルームによって作戦が全く違います。

いのちのみずがめ

生き物が生きていく為に必要な【水】を水風船に入れて運びます。
ホームルームのメンバー全員で水風船をゴールの【みずがめ】までつないでいきます。
次の人が取りやすいように投げるには・・・？
投げてくれた水風船を割らずに取るには・・・？
制限時間内にいくつ水風船を運べるか、失敗し水に濡れながらもチームワークでつないでいきます。

３日目オフショット

メンバーのみなさん、指導者のみなさん３日間ありがとうございました。
昨年も感じたことですが、たった３日間のトレセンで、初めて会ったメンバー同士がこんなにも仲よくなれるものなんだなと改めて思いました。
１日目の開会式や昼食の時には、同じ学校のメンバーで行動していたのが、アイスブレーキングを経てホームルームで行動するようになり、２日目には同じホームルームのメンバーの学校の人と仲良くなっていく。３日目になると元々友達だった位、気軽にメンバー同士が行動しているのを見て、トレセンというものの面白さ、凄さを実感しました。
３日間のトレセンを経験したメンバーは、近い将来必ず、この３日間に参加した価値を実感できるのではないかと思います。１日目と３日目で印象が全く違うメンバーもたくさんいました。トレセンに参加した３日間で、自分の中の【何か】に変化があったのかもしれません。
１ヵ月以上ある夏休みの中の、たった３日間。この３日間を経験した事のないメンバーには、是非１度参加してみていただきたいです。
たくさんのメンバーや指導者と、普段では絶対に経験できない３日間を遊びたおしましょう！！

１　ホームルーム

２　ホームルーム

３　ホームルーム

４　ホームルーム

５　ホームルーム

６　ホームルーム

来年度　トレセン開催予定

　　　　　　　　　　　　　　　　　　※現時点での予定になります。正式決定まで今しばらくお待ちください。