JRC高校生メンバー19名が救急法基礎講習を受講しました。
8月9日火曜日、鳥羽高校、山城高校、華頂女子高校のJRCメンバー19名が京都府支部にて救急法基礎講習を受講しました。
救急法基礎講習では、傷病者の観察の仕方および一次救命処置(心肺蘇生、AEDを用いた除細動、気道異物除去)等救急法の基礎を学習します。
初めは、座学から始まります。
「赤十字の救急法とは何か。」「何を目的に学ぶのか。」
これから受講する救急法について、理解を深めます。
実技ではまず、傷病者を見つけた際の、観察の仕方を学びます。
その後、胸骨圧迫の方法と人工呼吸の方法を聞き、実践しました。
心肺蘇生の方法を学んだ後は、
AEDの使用方法について学びました。
実際にデモの機械を使用し、人形にパッドを貼り付けます。
パッドを貼り付ける間もペアで息を合わせながら、
胸骨圧迫と人工呼吸をを絶え間なく続けます。
胸骨圧迫が想像以上に体力を使い、大変そうでしたが、
傷病者のため受講者全員一生懸命胸骨圧迫を行いました。
一通り学んだ後は、応用編。
指導員に提示される様々なシチュエーションの中で、救急法を実践します。
「周囲の協力者に応急手当の知識を持ち合わせている人がいない」という状況では、協力者に胸骨圧迫の方法を教える受講者や、AEDの操作方法を教える受講者がおり、自分なりに考え、状況を打破しようとする姿勢が見られました。
最後は、知識を確認する学科試験を受け、無事に受講者全員が認定証を手にしました。
受講者からは、“教科書で学んだことはあったが、実際にAEDを使った練習ができたので自信がついた。”
“もしもの時も、パニックにならず率先して人を助けるために行動したい。”と救急法の実践に前向きな声が聞かれました。
また、“日頃からAEDの場所を意識したい。”“周りの友達にも広げていきたい。”と緊急時以外の日常においても
今後自分に出来る事を考えて行動していこうとするメンバーの声も多く、救急法講習を通じて青少年赤十字の態度目標を体現しようとする姿勢が見られました。
赤十字では救急法の講習依頼を受け付けております。
青少年赤十字加盟校からの依頼については、指導員の派遣費用が不要です。
青少年赤十字への加盟に関するお問い合わせ、救急法講習受講のお問い合わせは京都府支部まで。
TEL 075-541-9326