「人が倒れていたら助けたい!」令和4年度のモデル校 神川中学校にて講習会を実施しました。

1月14日土曜日、京都市立神川中学校にて救急法と防災に関する講習会を開催しました。
京都府支部では、毎年加盟校の活動の中からモデル事業を指定、公開することにより、青少年赤十字の活動促進を図ることを目的とした日本赤十字社京都府支部青少年赤十字モデル事業を実施しています。京都市立神川中学校は本年度のモデル校の1校であり、当日は、同校ワンダーフォーゲル部員23名を対象に、①救急法短期講習②防災ワークショップ③非常食体験の3つのプログラムからなる講習会を開催しました。その様子をご紹介します。

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①救急法短期講習
一次救命処置を中心に、傷病者の観察や胸骨圧迫、AEDの使用方法を学びました。

胸骨圧迫の深さ5㎝が意外に難しく、全体重を使いながら一生懸命押している姿があちこちで見られました。

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②防災ワークショップ
台風や積乱雲から身を守る方法をDVDの視聴やワークショップを通して学びます。使用した教材は日本赤十字社が制作した『まもるいのちひろめるぼうさい』です。

神川中学校の傍には桂川が流れており、水害の被害を受けやすい場所でもあります。日頃から対策を考え、備える事が大切です。

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③非常食体験
講習後は、お昼ご飯に非常食を食べました。
メニューはアルファ米とカレーライスです。

お湯を入れて15分。乾燥していたアルファ米がほかほかの白米になり、生徒達からも「美味しい!」と好評のご飯でした。

3つのプログラムを終えて、生徒達からは「人が倒れていたら助けたい。」「救急法と防災についてよく分かって良かった。」
「今日習ったことを練習して使えるようにしたい。」といった感想が聞かれました。

京都府支部では、青少年赤十字加盟校として一緒に活動してくださる学校および園を随時募集しています。
上記のような講習の受講や防災教育プログラムの実施も可能です。
青少年赤十字への加盟に関するお問い合わせ、その他講習受講のお問い合わせは京都府支部まで。
TEL 075-541-9326