「相手に伝えようと努力することが大切だと思った。」聞こえのサポーター養成講習会を受講しました。

1月21日土曜日、西京区役所の会議室にて令和4年度第2回京都府青少年赤十字高校生メンバー協議会を開催し、加盟校5校より高校生メンバー17名が参加しました。前半は100周年事業の報告や各校の活動の共有を行い、後半は京都聴覚言語障害者福祉協会の方に『聞こえのサポーター養成講習会』を実施していただきました。

本講習会は、①聴覚障害について ②手話の実践 ③聞こえない体験の3つの構成で行われました。
基本の挨拶「おはよう。こんにちは。こんばんは。」の手話表現を習い、実践している様子です。

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聞こえない体験では、実際に耳栓とヘッドホンを使い周囲の音が聞こえない状況で会話をしました。
どのようにしたら伝わるか、口語や空書、ジェスチャー、表情、試行錯誤しながらコミュニケーションをする様子が見られました。

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“手話を学びたい!”という学生の希望が多くあったことから実現した本講習会ですが、プログラムを修了した生徒からは、手話ももちろん大切ですが、手話に限らず空書やジェスチャー様々な方法を用いながら、“私はあなたと関わりたい。”という姿を相手に見せる事がまず大切であるとの気づきがありました。

聴覚障害は“見えない障害”とも言われます。
気づくのは難しくても、街中で助けを求められた時、困っている姿を見かけた時、今日の講習会を思い出して、
積極的に会話を始められる人であってほしいと思います。

青少年赤十字では、一緒に活動してくださる加盟校を募集しています。
お問い合わせは、京都府支部まで。(075-541-9326)