「海上での救助」日赤京都府支部・第八管区海上保安本部 初の合同訓練
京都府支部と舞鶴海上保安本部は2013年、海上災害などで相互協力する協定を新たに結び、この協定に基づき、若狭湾上の巡視船「だいせん」(3100トン)で初の合同訓練を実施しました。
京都第一赤十字病院、京都第二赤十字病院及び、京都府支部から救護活動を指導する立場の医師や看護師など14人、海保から乗組員ら約30人が参加しました。
舞鶴市沖まで船を出し、揺れや騒音がある中で、ヘリコプター格納庫に担架や毛布でベッドを設営し、船の医務室の設備などを確認しました。
想定より音も揺れも大きく、コミュニケーションが取りにくいなど、机上では学ぶことのできない様々なことがわかり、貴重な訓練となりました。
定期的に合同訓練を実施し、船という特殊な環境下での救護能力の向上を図ります。
日本赤十字社は、これからも人間の命と健康、尊厳を守るための活動に取り組んで参ります。