「水難事故の約95%は海や河川などで発生!」水上安全法救助員Ⅱ養成講習を開催
海や河川などの自然水域での水の安全や救助法を学ぶ、赤十字水上安全法救助員Ⅱ養成講習会(以後、WSⅡ)を、7月1日~2日の1泊2日で京都府青少年海洋センター(宮津市)で開催しました。
この講習会を受講するには、5分間の立ち泳ぎなどの泳力を必要とするWSⅠの認定証の取得が必要なことから、例年、受講者が集まるか心配するのですが、今回も7人の猛者達からお申し込みがあり、無事開催することが出来ました。
WSⅡの特徴は自然水域である海などで行うことにあり、プールで行うWSⅠとは違い、波浪や潮流、水質や水深、水温や気象などを把握し対応することが求められます。今回の講習でも、風雨にさらされたり、砂浜で足の裏が痛かったり、クラゲやヒトデが登場するなど厳しいものとなりましたが、最後まで全員が楽しみながら無事講習会を終了することが出来ました。
画像:ハドル姿勢(ハドルポジション)
「ういてまて」には色々な方法がありますが、画像のように複数人で肩を組み合うことで、泳力の無い人を守り、はぐれてしまうことを防ぎ、体温の低下を防ぎ、励まし合って助け合う方法を学びました。