「来ないとわからないことを教えてもらったよ」~泳がない水上安全法を開催~

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 6月30日に京都踏水会水泳学園の協力のもと「泳がない水上安全法講習会」を開催しました。いつもは一定の泳力をお持ちの方を対象に、溺者を救助する方法や、水の事故を防ぐことを学ぶ水上安全法ですが、水上安全法指導員のひとり深田俊彰さんの働きかけにより、泳げない人を対象に「溺れない練習が出来る講習会をしてみよう!]と呼びかけたところ、小学3~6年生の親子が40人も参加してくれました。
 今回の講習には、2つの目的がありました。ひとつめは、「溺れない人を増やす」ことを目標に泳げない方に知識と技術をご紹介すること。もうひとつは、これまでに赤十字水上安全法の救助員の資格を取得された方に、その技術や知識を活かしたボランティア活動ができる場を提供することです。この呼びかけにも約10名が応じてくださり、安全監視や運営スタッフとしてご参加くださったことで、より安全で楽しい講習会になりました。今後の活躍にも期待しています。
 この講習会を受講した12歳の男の子は「浮き身では膝を軽く曲げて水に沈めると顔が浮くよって教えてもらったら、本当に浮かべるようになったよ!」と喜びの声を寄せてくれました。

画像 浮き身の練習:水の事故を減らすには溺れない技術を広めることが重要であることを改めて感じました

画像 お母さんを助けるぞ!泳がずに助ける方法を考えよう!