「あつまれ養正マダンに!」~京都市立養正小学校 青少年赤十字モデル事業~
11月22日(金)
京都市立養正小学校で開催された学習発表会にて、コリアみんぞく教室の生徒5名と5年生のコラボレーション舞台を取材して来ました!
京都市立養正小学校は京都市左京区にあるJRC(Junior Red Cross 青少年赤十字)加盟校で、「多文化共生」をテーマに、国際理解・親善に関する様々な活動に取り組まれています。
コリアみんぞく教室もその一つであり、週に2~3回、ルーツを持つ子たちが韓国・朝鮮の言語や文化、歴史などを学んでいます。
まずは、迫力のあるプク(太鼓)の音から舞台が始まり、伝統的な衣装を身にまとった子どもたちが、きれいなチュルコンノリ(リボン舞)を舞いました。
その後も、サジャノリ(獅子舞)が登場したり、韓国・朝鮮の伝統的な楽器を演奏したりと、迫力満点の舞台を披露してくれました。
「チャンゴと日本の和太鼓のように、
コリアも日本も受け継がれている文化がたくんさんある。それぞれの文化を知り、大切にしていこう。」というメッセージがありました。
他にも、アメリカ南北戦争時代の曲である「こげよマイケル」、アフリカ・サバンナの壮大な自然をイメージした「アフリカン・シンフォニー」など、世界の様々な文化に焦点をあてた演奏を披露してくれました。
木村教頭先生によると、年2回人権学習として、全学年で学年に応じて韓国・朝鮮の言葉、遊び、料理、歴史などを学ぶ活動もされているそうです。
「いろいろなルーツをもつ子が多い学校だからこそ、いろいろな世界の文化を知ることを大切にしていきたい。“異文化”を理解するだけでなく、お互いを受け入れる“多文化共生社会”について考えてほしい」とお話しくださいました。
〈おわりに〉
日本赤十字社京都府支部では、青少年赤十字加盟校を募集しています。
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