「じしんからみをまもろう」京都市青少年赤十字教育研究会"授業研究会"
1月24日に京都市立養徳小学校で行われた京都市青少年赤十字教育研究会”授業研究会”で、日本赤十字社防災教育プログラム「まもるいのちひろめるぼうさい」を活用した授業「じしんからみをまもろう」が行われました。
授業を受けるのは2年2組の31人で、担当するのは安田侑作先生です。この授業では、一方的に先生から児童へ伝えるのではなく、児童自らが「気づき」「考え」「実行する」ことを目指しました。
児童たちはまず教室のイラストを見て、自分で危険なところや物がないかを探します。その次はいつもは動画で危険なところを学習しますが、この日は、安田先生のオリジナルプログラム。「避難訓練はいつも学校にいるときに災害が発生する想定ですが、災害はいつどこで発生するかは分からないし、頭が隠せる机がないところでどうすればよいのかを考えて欲しかった」と、安田先生のご自宅近くの商店街を撮影して教材にされました。
授業を受けた児童たちの反応は上々で、先生が質問をすると全員が手を挙げて元気に発表してくれました。なかには大人でも気づかないようなところに気づいたり、商店街では身を隠せるところがないことに気づいたり、普段から危険や安全について考えておくことが大切なことにも気づいてくれる児童もいました。
自分が危ないと思った場所に〇をして、発表するなかで危険というキーワードにせまっていきました
安田侑作先生「自分の命を自分で守り、自ら危機を回避する行動が出来るようになってほしい」