三重県内の赤十字施設
赤十字病院
伊勢赤十字病院は、「地域医療を守る」という思いのもと、地域の基幹病院として高度急性期・急性期医療の提供に取り組んでいます。救急医療においては、県南部における救急医療の「最後の砦」として、3次救急にも対応可能な救命救急センターの運営やドクターヘリ運航事業への協力を通じて、県下全体の救命率の向上に努めています。また、赤十字の使命のひとつでもある災害医療への取組としては、多種多様な状況を想定した訓練・研修を実施するとともに、関係機関との連携強化を図っています。
今後も、地域に貢献できる病院運営を推進し、赤十字病院として質の高い安全な医療の提供に向けて尽力いたします。
血液センター
三重県赤十字血液センターは、東海北陸ブロック血液センターと連携し県内の医療機関に安心で安全な血液製剤を供給できるように365日24時間体制による安定的な供給に努めています。
献血者確保におきましては、新型コロナウイルス感染拡大による影響を大きく受け、献血受入企業・団体からの中止要請やイベントの中止などにより移動採血バスのキャンセルなど全国的に献血者が減少した中、知事メッセージをはじめとした報道各社のご協力をいただき、血液事業への正しい理解のもと、徹底した安全衛生管理体制を整えて献血者を順調に受け入れることができるようになりました。
今後も三重県内をはじめ、東海北陸ブロックにおける広域的な需給運営体制のもと、県・市町及び献血協力団体等と連携して、血液の安定供給を図るための取り組みに努めてまいります。