令和5年度三重県青少年赤十字リーダーシップ・トレーニング・センターを開催しました

 令和5年7月29日(土)~8月4日(金)にかけて、三重県青少年赤十字リーダーシップ・トレーニング・センター(以下、トレセン)を津市青少年野外活動センターにて開催しました。
 高校生29名、中学生22名、小学生10名や指導者、赤十字ボランティアが参加し、各校種ともに2泊3日で実施しました。
 新型コロナウイルス感染症流行以降、中止や日帰りでの実施が続いており、宿泊を伴うトレセンの実施は4年ぶりの開催となりました。
 
 トレセンは青少年の教育プログラムの一つで、青少年赤十字の活動をはじめ各学校の中核となる「生徒のリーダー」の養成を目的としています。
 「リーダー」とは、ある特定のメンバーだけがリーダーシップをとるのではなく、グループの中で役割を持ち、仕事の内容や時間と場所によって、ある時はリーダーとなり、ある時はよき協力者となれるように、メンバーの一人一人が「リーダーシップの取り方を学ぶこと」を目的としています。
 
 以下、研修の様子を一部ご紹介します。

非常食実習炊き出し(小学校)

画像

 非常食の作り方として、ハイゼックス袋を使用してお米を炊きました。
 米の炊き方などの説明もすべて食事V・Sの児童たちが行いました。

※V・S(ボランタリー・サービス)
 児童生徒の自主性・自発性を引き出すため、係活動ではなく、各自の自発的な活動を運営に取り入れます。
 参加者全員が互いに快適な生活を創り出すためにはどうしたらよいかを考え、実行します。

救急法(高校)

画像

 三角巾を使用した応急手当の仕方や胸骨圧迫法・AEDの使い方を学びました。
 学んだ応急手当が早く正確にできるかをラリー形式で競い合いました。

フィールドワーク(中学校)

画像

 フィールドワークでは3日間学んできたことを活かして、それぞれの関所で出される課題に挑みました。