令和4年度長崎県総合防災訓練に参加しました!

5/29(日)、長崎県と松浦市が共催する総合防災訓練が松浦市内にて開催され、日赤長崎県支部は消防・警察などの防災関係機関および災害派遣医療チームDMAT(国立長崎医療センター、長崎県島原病院)との災害時における連携強化を目的に参加しました。

の訓練は、集中豪雨による土砂災害、五島列島近海を震源とする地震発生に伴う建物の倒壊など、大規模な災害を想定しており、日赤救護班は臨時の救護所を設営し、多数傷病者の応急救護を行いました。

また、赤十字無線奉仕団はアマチュア無線による非常通信体制を構築し、訓練会場の様子や被災地域に見立てた仮想の被害情報を、音声と映像を用いて日赤県支部災害対策本部(長崎市)へ伝達する情報通信訓練を実施しました。
赤十字飛行隊長崎支隊は、所有のセスナ機で会場上空を旋回飛行しながら地域一体の状況を確認し、幹線道路や住宅地、河川等の被害情報の収集を行いました。
地上の赤十字無線奉仕団と上空の赤十字飛行隊は、無線通信の連携を行い、迅速な被害情報の把握及び発信に努めました。

【参加赤十字団体】
日本赤十字社長崎県支部、日本赤十字社長崎原爆病院、長崎県赤十字無線奉仕団、赤十字飛行隊長崎支隊

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日赤救護班による診察、応急救護
日赤長崎原爆病院及び長崎原爆諫早病院の医師・看護師が行います。

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日赤救護班は関係機関との情報共有のため、事務系職員も編成されています。

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赤十字飛行隊セスナ機
上空から被害状況等の情報を収集し、無線通信で地上の赤十字無線奉仕団に情報を送ります。

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赤十字無線奉仕団
赤十字飛行隊セスナ機をはじめ、各防災機関と専用周波数を使って無線通信を行います。