頻発する災害に備えて 救護班要員の養成研修を行いました
被災地で医療活動を行う救護班要員の養成研修を、2日間にわたって大分県消防学校(由布市)で実施しました。
この研修は赤十字職員を対象に毎年開催しており、講義や演習を通じて、赤十字の最も重要な任務である国内災害救護に携わる救護班要員を養成するものです。
研修には受講者として医師、看護師、そして業務調整を担う主事ら16名と、東日本大震災や熊本地震などの被災地で活動した経験をもつ14名の指導スタッフが参加。
受講者は、情報収集、被災地での救護、そして撤収までの一連の活動について理解を深めました。
受講者からは、「ひとりでも多くのいのちを救うため、冷静な判断とチーム内のコミュニケーションが必要と感じた。被災者の不安な気持ちを少しでも取り除くことができれば」との感想が寄せられ、修了者は災害救護への決意を新たにしました。