救護班主事勉強会を行いました

日赤大分県支部には、災害時にいち早く被災地で医療活動を行う救護班を8班常備しています。救護班は、医師や看護師のほか、資機材の管理や記録、関係機関との連絡を行う主事(しゅじ)という事務管理の職員で構成されています。3月15日、この主事を対象とした勉強会を行いました。

今回のテーマは「主事に必要な情報管理能力のレベルアップ」。

電話とは異なる無線やトランシーバーでの情報伝達の方法や、クロノロジー(※)の記載について、演習もまじえて学びました。

受講者の一人は、「被災地へ一刻も早く支援を届けるためには、情報を正確に、そして迅速に共有することが大切だと理解できた。実際に災害が発生した際にも今回の勉強会で学んだことを活かしたい」と語りました。


(※)クロノロジー…起こった出来事や収集した情報などを時系列に記録したもの

画像 トランシーバーを用いて災害現場の情報を伝達

画像 災害対策本部におけるやりとりの再現を見ながら必要な情報をまとめる