HUG(避難所運営ゲーム)研修会を実施しました
3月3日(金)、県内の赤十字職員向けにHUG(避難所運営ゲーム)研修会を実施しました。
日本赤十字社沖縄県支部、沖縄赤十字病院、沖縄県赤十字血液センターの職員が参加し、避難所での救護活動に必要な知識の習得に努めました。
災害時要援護者への配慮をしながらの部屋割りや、炊き出し場、仮設トイレの配置などの生活空間の確保、支援物資の配布、避難者のニーズへの対応といった出来事に対して、グループで意見交換を行いながら避難所の運営をシミュレーションしました。
HUG(避難所運営ゲーム)
避難所運営をみんなで考えるためのアプローチとして、静岡県が開発した図上訓練です。専用のカード等を用いてグループワークを行います。
避難者の年齢、性別、国籍などそれぞれが抱える事情が書かれたカードを、避難所の体育館や教室に見立てた平面図にどれだけ適切に配置できるか、また避難所で起こる様々な出来事にどう対応していくかを疑似体験していきます。
赤十字沖縄県支部では、防災セミナーのプログラムの一つとして、自治体、企業、学校などの各種団体向けに、HUG体験の運営も行っていますので、興味のある方はぜひ当支部までご相談ください。